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夏の千葉県高校野球大会の準決勝を見ろ【4校の紹介もあるよ!】

一昨日7月18日、ついに夏の千葉県高校野球大会のベスト4が出揃いました!

今回はそれらの4校について調べたので、「興味はあるけどまだどういうところを見ればわからないよ〜」という方へ向けて書いていければなと思います!

ただ、もちろん皆さんには皆さんの見方があると思いますし、あくまで「主さんはこういうところに注目してるんだなぁ~」くらいで見てください!

 

※主は千葉県民で野球好きですが、高校野球が特別詳しいわけではないです...できるだけ間違いはないように調べましたが、もし間違ってることがあればコメントで教えていただけると助かります...!

 

 

 

千葉県高校野球大会の魅力

まず千葉県高校野球大会の魅力について話していきます。

戦国千葉 とも言われている千葉県大会ですが、それもそのはずで千葉県にはたくさんの強豪校があります。

木更津総合を始め、専大松戸東海大望洋東海大浦安、千葉明徳、拓大紅陵中央学院習志野...etc ここ数年の県の大会優勝校を上げてもこれだけあります。

その他にも今春で言えば、制覇した千葉学、Aシードを獲得した県立船橋などもう上げたらキリが無いくらいです!

そんな千葉県大会の準決勝が今日7/20(火)、決勝戦が明日7/21(水)に行われます。

 

 

今、めちゃくちゃ熱い千葉県大会を見逃すなんてもったいないですよ!

 

 

 

 

1.八千代松蔭高等学校

1校目は「八千代松蔭」です!

八千代松蔭は2019年と2020年、そして今年もベスト4に入っているチームで3年連続ベスト4に入っているチームです。

先も説明した通り、強豪校の多い千葉県大会において、3年連続ベスト4に入り続けるというのはとても難しいことですので、八千代松蔭は近年特に実力をつけてきている強豪と言っていいでしょう。

 

八千代松蔭の5回戦、準々決勝の結果を振り返ります。

5回戦では春を賑わせた県船を9対2(7回コールド)で下しています。

準々決勝では初のベスト8と夏を賑わせていた日大習志野を11対1(6回コールド)で下しました。

ダークホース的な存在であった勢いのあった2校にコールドで勝つあたり、今最も勢いのあるチームと見ていいでしょう!

 

 

 

チーム全体で見た時の強みはやはりその攻撃力です。

準々決勝を改めて振り返っても、1番、2番、3番が出塁して、4番5番が返すという攻撃がうまく決まっていました。

特に4番の今田、5番の一色(徹)にはホームランも出ていたりと長打力も抜群です。

しかしだからと言って失点が多いわけではありません。

ここまで5試合においての平均失点数はわずか1.8点、"最大"失点はわずか3点です。

エースの二瓶を中心に投手陣もしっかり投げられる投手が揃っています!

 

攻撃力・勢い、そしてその取った点数をきっちり守れる守備力!!

これが八千代松蔭の魅力だと思います!

 

 

2.専大松戸

2校目は専大松戸です!

専大松戸春の県大会は準優勝、そして春の関東大会では優勝と今年度のチームとしても実績があります。

今季のセンバツにも出場しているため春夏連続の甲子園を狙います。

 

専大松戸の5回戦、準々決勝を振り返ります。

5回戦では市原望洋相手に1対0のロースコアゲーム。

準決勝では千葉明徳相手に2対1(延長11回)とこれまたロースコアゲームを制しています。

 

個人的に注目した部分としては、望洋戦の1点差で迎えた9回の守備です。

先頭打者に2ベースを打たれてワンアウト3塁。

1点は取られても仕方のない場面ですが、エースの深沢が踏ん張り、内野ゴロ2本で打ち取り試合に勝利しました。

見ていてとても痺れる場面でしたが、無失点で切り抜けたその守備の集中力は素晴らしかったです!

 

チーム全体で見た時の専大松戸の強みはやはりその守備力です!

5回戦、9回を投げ切って0封だったのはエースの深沢のおかげもちろんありますが、守備の安定感もあります。

 

一点もやらないそんな気迫は投手からではなく守備からも伝わってきました...!

 

さらには投手力も魅力的です!

5回戦を9回無失点で投げ切ったのはエースの深沢

準々決勝の千葉明徳戦で11回を1失点で投げ切ったのは岡本であり、こちらもエース級の投手。

毎日のように長い戦いをする夏の総体において投手の疲労(もちろん他の守備もですが一番はやはり投手)というのはやはり考えなければいけません。

そこでこのレベルの高い投手を二人揃えているというのは本当に強いしさらに中舘、二年生の鈴木も揃っていてあたり本当に投手力が高いです。

投手の二枚看板とそれを支える守備力...総合的に考えても守備力の高いチームというのが専大松戸の魅力だと思います!

 

 

 

3.木更津総合

3校目は木更津総合です。

2016年-2018年まで3年連続で甲子園に出場しており、さらにそれから一年明けた2020年の県大会も優勝(2020年は甲子園は中止のためこのような表現)している、千葉県の中でも特に強いチームと言っていいでしょう。

しかし一番伝えたいことは木更津総合は夏が強いということです。

今年も春はベスト16と今夏ほど振るわなかったものの、今は結果としてベスト4。

とても不気味な雰囲気が既に漂っています笑

 

木更津総合の5回戦、準々決勝の活躍を振り返ります。

5回戦は成田相手に9対2(7回コールド)で勝っています。

準々決勝は習志野相手に6対2で勝ちました。

 

準々決勝の習志野戦はベスト8同士の試合の中でも特に注目カードで、twitter上でも多くの方の反応を見れました。

ここで光ったのがやはりエースの島田です。

140キロは出る速球にキレキレのスライダー、そして制球力とまさに本格右腕です。

結果として8回無失点、9回に2点を取られたものの、6点取っている木総には十分すぎるピッチングでした(6点のうち2点は島田のツーランなわけですが笑)。

 

木総の強みはどう考えてもやはり総合力です!

木総のここまでの5試合中3試合をコールドで制しておりその中での試合はほぼほぼエースの島田に頼ることなく試合を制してきました。

ここまでの5試合での失点数もわずか4点です。

 これが意味することはある程度試合を作れる何人も投手がおり、そして点を取れる打者がいるということです。 

 木総の魅力はまさに総合力!!と言っていいでしょう!

 

4.中央学院

4校目、最後に紹介するのは中央学院です。

中央学院は2018年に春夏連続で甲子園に出場しており、代々実力のあるチームです。

 

中央学院の5回戦、準々決勝の活躍を振り返ります。

5開戦は千葉敬愛を9対2で勝ち抜きました。

準々決勝は千葉黎明を6対0で勝ち抜きました。

 

準々決勝は6対0で勝った千葉敬愛戦を振り返ります。

6点とる打者陣の得点力もちろんのこと、0点に抑えた糠谷投手の活躍が素晴らしかったです。

2年生ながら140キロを投げる投手で0点に抑えたのは圧巻と言わざるを得ません。

 

中央学院の強みを上げると、木総と同様にはなってしまいますが、総合力です!

 2回戦から5回戦まで4試合連続のコールド勝ちする攻撃力に足して、ここまでの失点数がわずか4点守備力も高いチームとなっています。

そして何より中央学院と言ったらプロのドラフトも注目する150キロの速球を持つエースの細谷投手の存在です。

ここまで1投もしていない細谷投手が準決勝になったら出てくるのかにも注目ですね!

 

 

まとめ

最後に今日の試合を確認しましょう。

[準決勝第一試合](10:00~)

八千代松陰 VS 専大松戸

 

勢いに乗り攻撃力のある八千代松陰に対し、投手力・守備力の高い専大松戸というカードです!

高い攻撃力で専松の硬い守備を打ち下せるか八千代松陰

守り勝つ野球をするために八千代松陰から点を取れるのか専大松戸

 

 

[準決勝第二試合] (12:30~)

 木更津総合 VS 中央学院

 

ともに投手力、守備、攻撃力と仕上がっていて優劣のつけがたい二校です...!

ん~本当にどういう展開になるかもあまり予想がつきません...試合展開は流れに乗って見ることにします笑

強いていうなら中央学院の細谷が投げるのかに注目したいです!

 

最後になりますが、最近とても暑くなってきたので、球児の皆さんには体調にだけは気をつけて全力プレーで頑張っていただきたいです!!!

 

ここまで読んでいただきありがとうございました...!

皆さんの予想などもあればぜひコメント欄などにお願いします!